ホームスクーリング(家庭教師・保護者支援・学校連携)不登校支援NPO法人レイパス 

レイパスのホームスクーリング レイパスの事業
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ホームスクーリング

ホームスクーリングの定義は様々ありますが、一般に「親や地域の大人が、家庭や地域を拠点に、学校教育を含む様々な教育資源を活用して、子どもの自己選択を尊重しながら、子どもの教育に積極的にかかわる」と理解されています。

海外のホームスクーリング

アメリカ

アメリカでは、全州でホームスクーリングが認められています。法律上の根拠があるため、国が家庭での教育が不適切でないか確認する制度も用意されています。

アメリカでホームスクーリングが選択される理由には以下のようなものがあります。

・学校よりも質の高い教育を受けられるため(家庭教師・親)
・学校での教育上の悪影響(いじめ・暴力・薬物・銃など)をさけるため
・宗教上の理由
・学校が家から遠いため

はむた
はむた

アメリカでは、3.3%の子どもがホームスクーリングで教育を受けています。5%程度という調査もあります。

ドイツ

ドイツでは、親の義務として「子に教育を受けさせる」義務があるだけでなく、子に「学校で教育を受ける」義務(就学義務)があります。そのため、ホームスクーリングを選択したり、不登校となると、監督庁や警察が学校へ連れていくこともあるそうです。
そのため、ホームスクーリングを選択している家庭は大変少なくなっています。

日本のホームスクーリング

日本は上記2例とも異なる状況にあります。

まずアメリカと違い、ホームスクーリングの制度は整っていません。教育機会確保法(2016年成立)で学校以外の場での教育の重要性は謳われており、自治体の支援も規定されました。が、現実にホームスクーリングを支援し、学校教育と同列に扱うような制度はありません。

また、ドイツとも違います。日本には、子が「(学校で)教育を受ける義務」はありません。

日本のホームスクーリングの特徴としては、ほとんどが不登校経験からホームスクーリングを選択するという点が挙げられます。

ICTを活用したホームスクーリング

インターネットの普及・コロナの影響もあり、ICTを活用した在宅学習は増加しています。

日本では、すららが有名です。日本のホームスクーリングが、学校での出席扱いになる例は限られていますが、すららを活用することで出席扱いが認められる例があります。また、各学校が用意しているタブレットでの学習で出席扱いとなるケースもあります。

なお、ICT活用の例として、無料のネット学習(Massive open online course)だけでマサチューセッツ工科大学に合格したような例もあります。

レイパスのホームスクーリング

概要

料金

32,000円/月(交通費別途)
( 家庭教師時給換算4,000円+他のサービスは無料というイメージです )

郷原
郷原

あくまで不登校支援ですので、通常の家庭教師より低い料金設定です。
※不登校でないご家庭への支援はいたしかねます。

サービス

①家庭教師(週1回2時間×4回)

②生活・学習トータル支援
 1週間のTo Do管理など

③保護者面談・学校連携の実施

④(希望者のみ)フリースクールや学校への接続サポート

ホームスクーリング支援のイメージ
郷原
郷原

家庭教師と言っていますが、場所は家だけでなくカフェやその他施設でも実施可能です。

また、オンラインでの学習支援も可能です。

その子に合わせた支援を目指して、柔軟に対応します!

特徴

①実績豊富なスタッフ(一例)

郷原徹志(NPO法人レイパス代表理事)

<資格>
教員免許(小学校)・行政書士・チャイルドカウンセラー

<経歴>
中学時代に、いじめ・不登校を経験。大阪大学法学部卒業後、民間企業を経て『いじめ防止・不登校支援』の行政書士事務所開業。不登校の子どもたちだけでなく、保護者にも支援が必要であると考え、カウンセリングも行う。また、児童相談所職員(非常勤)として、被虐待・非行児童生徒のケアにも携わる。現在、NPO法人レイパス代表理事。2児の父として、子育てにも夢中。

<家庭教師指導実績>
・学年
小学1,2,3,4,5,6年、中学1,2,3年、高校1,2,3年

・主な合格実績
中学:大教大付属天王寺・洛南・洛星・大阪星光・明星・高槻・同志社・立命館宇治・東山ユリーカ・大阪青陵
高校:生野・興国
大学:大阪大学・慶應・早稲田・同志社・立命館・関学・関大
※プロ家庭教師時代の実績であり、ホームスクーリングでの合格実績ではありません

②生活・学習をトータルで支援

単に「1週間に1度来て勉強を教えるだけ」というのではなく、ホームスクーリングをトータルで支援します。

関わり方の例
・1週間のTo Doを作成し、日々見守る(LINEなど)
・雑談を通して、心境の変化に寄り添う
・生活習慣改善のための目標と行動を一緒に設定する
・趣味やはまってることの共有
・進路や気になる職業の相談
・学校での困りの傾聴
などなど。一人ひとりの状況に合わせて、必要な支援をいたします。

③保護者支援・学校連携

はむた
はむた

フリースクールでたくさんの不登校の子ども・保護者と寄り添ってきました

フリースクールの活動で培ったノウハウを、ホームスクーリングでも発揮します。不登校と向き合う中で、子ども本人と同等かそれ以上にお母さんが悩んでいる現実を目の当たりにしてきました。お母さん・お父さんをはじめ保護者への支援も行います。

郷原
郷原

LINEでの相談は必要であれば毎日のようにできます。また、電話相談・面談も随時実施します。

学校との連携も欠かせません。単なるホームスクーリングで出席扱いを認めてもらうのはハードルがありますが、連携する中で「子どもの最善の利益」を学校と一緒に模索します。
レイパスは、毎月報告書作成します。そちらを学校へ提出いただくこともできます。

報告書(フリースクールの例)

④フリースクールへの切り替え

希望者は、フリースクールへの切り替えをサポートします。フリースクールを2校運営するレイパスならではの特徴です。

郷原
郷原

フリースクールに興味がわいたらまず無料体験できます。
フリースクールとホームスクーリングを切り替えたり併用ができるという制度ですので、例えば、ホームスクーリングを利用しながら、フリースクールの遠足のみ参加するといった利用もできます。
もちろん、フリースクールへ行ってみたがやっぱり合わないということであれば、ホームスクーリングに戻すこともできます。

はむた
はむた

ずっとホームスクーリングでやっていくという子も応援しています。

フリースクールの様子①
フリースクールの様子②

最後に

日本のホームスクーリングはまだまだ発展途上です。

その中で一番負担がかかっているのが、お母さん・お父さんです。
その負担を少しでもレイパスに担わせて欲しいと思い、この事業をスタートさせました。

お問い合わせ・ご質問はレイパスまで(070-1400-9639)
https://raypass.jp/

郷原
郷原

無料でご訪問し、ホームスクーリング支援のご説明いたします。またその時に、不登校や学習についての相談も可能です。

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