折り紙が子どもの脳に良い?フリースクール日常~折り紙4つの効果~

折り紙 フリースクール日常
この記事は約4分で読めます。

レイパスでの実践例

例1 キャラクター作成

レイパスはたくさん方からカードゲーム・ボードゲームといった遊べるものを寄付いただいています。一番多い寄付は折り紙で、子どもたちが気軽に触れるだけの豊富な量があります。

郷原
郷原

以前、折り紙が得意なボランティアさんが講座を開いてくれました。

ボランティアさんが下準備をしてきてくださったので、様々なキャラクターを30分程度で、作成できました。短時間とはいえ、子どもたちも集中して取り組み満足度も高い様子でした。

はむた
はむた

ちょっとしたものでも、自分で完成させると嬉しいものなんだな。

例2 七夕かざり

先日の七夕では、スタッフから声をかけたわけでもなく、子どもたちから自然発生的に「七夕かざりをつくろう!」となりました。

はむた
はむた

折り紙があるのが当たり前という環境の結果かもしれないんだな。

作業中は、手を動かしながら周りの友だちの作品にやんのやんのと意見しながら、楽しそうに制作していました。

短冊をつるす道具がなければ、「ティシューでこよりをつくろう」「輪ゴムでひっかけよう」「書類のパンチで穴をあけよう」などあれこれ工夫するアイデアが出てきます。

はむた
はむた

願い事なんかないなぁと言いながら、みんなあれこれ短冊を作成していたんだな。

例3 飛行機

一番人気はなんといっても、飛行機です。

どうすればより長く飛ぶのか、どうすればより遠くまで飛ぶのか、試行錯誤し、時にはYouTubeを活用し研究しています。

郷原
郷原

実際に公園へ行くと、本当によく飛びます。大人も子どもたちにまじって、「おおおーー」と喜びの声をあげます。

折り紙の効果・効能

脳科学

空間認識能力

折り紙をおるときの、形や向き、距離感などを把握していくときに使っているのが、空間認識能力です。

はむた
はむた

脳の頭頂葉が司っているんだな。

元サッカー日本代表で、現在川崎フロンターレのリレーションズオーガナイザーを務めていらっしゃる中村憲剛さんはこの空間認識能力がとても優れていたと言われています。スポーツ経験者はよくわかると思いますが、プレーしているときとテレビで見ているときとでは、他の選手の見え方は全く異なります。テレビですと、カメラが比較的高い位置にあるため、他の選手の動きを上から(鳥観)みることができます。中村憲剛さんは、プレーしながら脳の中では鳥観図を描いていたと言われるほど、空間認識能力が高かったそうです。

郷原
郷原

あの芸術的スルーパスは、空間認識能力の高さゆえだったんですね。

ワーキングメモリ

ワーキングメモリとは、人が脳に一時的に情報を保持して操作するための記憶スペースです。一般的に数字なら約7個、文字なら約6個、単語なら約5個記憶しておくことができるとされています。

折り紙で、おり方を本などで見て一時的に保持し、それを自分の折り紙で実現することで、ワーキングメモリの活用にいい刺激があるようです。

はむた
はむた

ワーキングメモリについては、自閉症やADHD(注意欠陥多動障がい)への理解を深めるためにも積極的に研究が進められているんだな。

巧緻運動

折り紙では、細かい指先の作業が伴います。指先は末梢神経が集中していることから「第二の脳」とも呼ばれているとおり、指先を使い折り紙を折る作業が、脳に良い刺激を与えます。
なお、巧緻性に優れている子どもは運動神経やリズム感覚などが優れていると言われています。

郷原
郷原

指先を使って触覚に刺激をあたえるような活動を、積極刺激活動と呼んでいます。他に、身体を使った自然体験、文字を読む活動も積極刺激活動に入ります。

対比概念は、受動刺激活動で、アニメや映画、テレビを見たりするのが代表例です。前者の方が子どもの脳、特に前頭葉の発達に良いとされています。

はむた
はむた

文字を読むためには、自分から積極的に脳を動かさないといけないんだな。

心理学

フロー状態

集中して折り紙をしていると、フロー状態にはいっていることがあります。

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーンピークエクスペリエンス無我の境地、忘我状態とも呼ばれる

Wikipedia-https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)
はむた
はむた

フロー状態に入る力は大変重要なんだな。

勉強でも仕事でも、自分でフロー状態に入るコツをつかんでいると、作業効率が大きく向上するんだな。

フロー状態に入るコツの1つに、「指先を使ってなにか1つの感覚に集中する」というのがあります。折り紙はフロー状態に入りやすい作業の1つかもしれません。

郷原
郷原

フロー状態に入ることが、幸福感・満足感につながるという研究もあります。

タイトルとURLをコピーしました